Chapter-253 水にも構造がある
透明なコップに水を入れて観察してみると、水は見た目的には水分子がただひたすらぎっしりと詰まっているように見えますが、実は、塩や砂糖が粒状の構造を持っているのと同じように、水も構造を持っているのです。

最新の科学情報をわかりやすく解説する情報番組「ヴォイニッチの科学書」。
過去のアーカイブを1か月ごとにご紹介します。
今回は2012年6月分をお楽しみください。

Chapter-249　脳神経科学に関する最新の発見
京都大学霊長類研究所の研究グループが、アカゲザルも人間同様の顔知覚様式を持っていることを発見しました。

Chapter-273　レスベラトロール
動物性脂肪のとり過ぎは、動脈硬化などの原因となり健康を害するとされています。ところが、フランスの農民は動物性脂肪を大量に摂取するにもかかわらず、心臓疾患が少ないことが知られていて、この矛盾をフレンチパラドックスと呼んでいます。1992年に提唱された概念です。

Chapter-449 10ヶ月の乳児も同情することができる。

Chapter-459　シーラカンスはすでに上陸の準備をしていた・・他スーパーコンピューター関連のニュース

Chapter-429　ブラックホールが珍しくない場所

Chapter-248サリドマイドの生化学

サリドマイドは1957年に催眠剤として発売されました。ところが、妊婦が妊娠初期
にサリドマイドを服用したことが原因で1950年代後半から1960年代前半に手足に異常
を持った子供が生まれる事故が相次ぎ、製品が回収される事態となり、日本でも多く
の被害者を出しました。その後、サリドマイドの血管新生阻害作用が発見され、最
近、その作用に着目して抗ガン剤として市販が再開され脚光を浴びています。

Chapter-255 「地球温暖化とちょこっと発電」
太陽電池の付いた道路標識、太陽電池の付いたバス停などは街の至る所で目にするようになりましたし、最近、太陽電池をつけた携帯電話が発売されましたが、これなども電気の地産地消を実用化たちょこっと発電の代表のようなものです。

Chapter440　こないだロシアに落下した隕石についてまとめておく

Chapter-250　国際宇宙ステーション日本実験施設「きぼう」
日本時間で2009年7月19日午前8時40分、若田光一宇宙飛行士が国際宇宙ステーション、以降、国際宇宙ステーションの正式名称、International SpaceStationの頭文字をとってISSと呼ぶことにします。このISSの中で最大の実験施設である日本実験棟「きぼう」に最後のパーツを取り付けて完成させました。

Chapter-258 月での水の存在
月の半径は約1700キロメートルで地球の約4分の1。質量は約80分の1。重力は地球の6分の1しかありませんので、宇宙飛行士はフワフワ歩きます。大気はほとんどありません。地球からの距離はだいたい40万キロメートル。地球の周りを27日とちょっとで1周します。地球の周りを回っているにもかかわらず、いつも地球に対し同じ面を向けているのも特徴です。

Chapter-263
最近耳にしなくなったオゾンホールの現状と地球温暖化との関係オゾン層とは大気中の特定の高度でオゾン濃度が高くなっている場所のことです。地表からの高度で言えば10キロから50キロの範囲に相当する成層圏に存在しています。成層圏の中でも最もオゾン濃度が高いのは高度20km縲・0kmですが、これは緯度や季節によって変化します。オゾン濃度が高いと言っても大気中の成分に占めるオゾンの割合はごくわずかなのですが、オゾンは紫外線を吸収する性質がありますので、地球上の生態系を太陽が出す紫外線から

Chapter-257 早起き遺伝子と恐がり遺伝子
健康な人が健康に早起きするのはよいことですが、体内時計が前にずれてしまう病気が原因で早起きをしてしまう人がいます。体内時計が原因の早起きもきちんと質の良い睡眠時間が確保できていればそれ自体は問題ないのですが、他の人と生活時間帯がずれてしまうと、円滑な社会生活を営む上で支障が生じ、そこから様々な新た問題が生まれることがありますので、一種の睡眠障害として扱われ、家族性睡眠相前進症候群といいます。

Chapter-433　どうして眠くなると脳の機能が低下するのか